(CNN) エジプトのスエズ運河で起きた大型コンテナ船の座礁事故で、中東に展開する米海軍が浚渫(しゅんせつ)の専門家からなる分析評価チームの同運河への派遣を計画していることが27日までにわかった。 複数の米国防総省当局者が明かしたもので、早ければ27日にもスエズ運河へ送り込み、離礁を試みる作業で地元当局へ助言を与える見通し。 エジプト政府は同国駐在の米大使館を通じて支援提供を打診され、応じることに同意したという。スエズ運河庁は26日の声明で、米国の申し出を歓迎し、共に作業に臨むことを期待した。 サキ米大統領報道官も26日、エジプト当局への助力の申し出を確認した。米政府は今回の事故で世界のエネルギー市場に悪影響が出る可能性をにらみ、エジプト側と米側がなし得る最善の支援策について協議しているともした。 米軍はこれまでも、世界で災害が発生した際、当該国の要請があれば専門技術を保持するチームを派遣
![米海軍が支援チーム派遣を申し出、スエズ運河の座礁事故](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dd29ff653faa3d952a2ac9c3f929c8f054bd32f2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2021%2F03%2F27%2F8fb0cb33af63b528c578e439175e431f%2Fsuez-canal-container-ship-0324-super-169.jpg)