「集中率1位は北海道。分散率1位は茨城県」。10月下旬、こんな短文とともにツイッターで公開された日本地図が注目を集めた。 社会における所得分配の平等・不平等を測るジニ係数を応用し、都道府県ごとに人口の集中度合いを示した「人口分布ジニ係数」を落とし込んだ。0から1までの値で、0に近いほど分散しており、1に近いほど集中していることを表す。 〈人口分布ジニ係数〉人口の分散や集中の度合いを測る指標の一つ。人口と可住地面積を計算式に当てはめて0から1までの値をとる。国土交通省などが全国における人口分布の推移について、この指標を使って調べている。 地図は値に応じて色分けされ、北海道や高知では人口が特定の都市に集中している一方、茨城や福井では多くの市町村に散らばっていることが一目で分かる。 分散の度合いは、茨城が0・22で1位、栃木は0・273で7位、群馬は0・339で28位だった。集中の度合いは北海道
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