うちは母と祖母(嫁と姑)の仲が悪く 母は、祖母と自分の旦那を憎み恨み 精神もどんどん病んでいって 家庭の実態は崩壊していた。 今なら、鬱病という言葉も普通にきくようになり 精神が追い込まれてる状態に対する理解もできるが 子供だった当時 鬼のように荒れる母を目の前にして 恐怖するしかなかった。 子供というのは、純粋に親が好きだ。 私を責め、ときに殴る母に対して 子供の私は、 自分が悪いんだ 自分は嫌われているんだ と自分自身をせめていた。 その結果、社会適応能力が著しく下がるのだが それはおいておく。 成長し、ある時、それは小5くらいだったが 自分を責め、自分をたたきのめす母親が 憎くなった。 そこから私の心も 憎しみや怒りで埋められて行く。 親に対してだけそう思っていたが やがて、他人に対しても 親と同じ面をみつけたとたん許せなくなる。 その怒りと対峙していく人生もしんどいが それもおいて