<高次神経活動の破壊> 大脳半球皮質は、複雑ではあるが法則にかなった活動を行っている。 実験者は神経組織は対して、直接的な作用をおよぼすこと(例えば手術的方法)によってのみでなく、機能的にも、又、この活動をかき乱すことができる。 だから、例えば、制止過程と興奮過程が直接にぶつかり合うようにしますと、皮質の正常な活動を破壊することができます。 いろいろの動物で、対立する神経過程がぶつかり合うように実験しますと、条件反射活動の正常過程が、多少とも長時間にわたって阻害されることがわかります。 こうした阻害は、神経細胞、または細胞群の病的状態をさししめすものです。 <実験神経症> 対立する神経過程がぶつかりあうと、大脳皮質は刺激の作用後も、いろいろの外的刺激に対して不適当に(不釣り合いに、不十分に)反応し、ときには逆の反応さえおこしはじめます。 皮質の神経組織を直接破壊することなく、人為にひきおこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く