この記事では、昭和天皇とお酒のエピソードをご紹介します。 と、いってもご本人が過ごしてご乱行…というお話は全くありません。 なぜなら、昭和天皇はお酒が全く飲めなかったから。 じゃ、なぜこんな記事を?と思われる人もいるでしょうが、それは読んでのお楽しみです。 5歳の正月に寝正月 昭和天皇が初めてお酒を口にしたのは、なんと5歳のとき。 と言っても自分から口にしたわけではありません。その辺はご本人のお話から起こしていきましょう。 昭和51年8月23日、那須御用邸での記者会見でのやり取りです。 記者:陛下はお酒を召し上がりませんが、それは小さい頃女官さんから雛祭りの時、白酒を勧められ酔われてしまったから、と伺ってますが、真相は。 天皇:その女官のことは間違い、ウソです。お正月、お酒に酔って困って寝正月をしたというのは小児科の医者から(お酒を)勧められたんです。どうもあの頃、乱暴と言っちゃなんだけど