秋が深まり、インフルエンザが流行する季節が近づいてきた。高齢者や病気を持つ人がかかると、重症化する恐れもある。予防接種を済ませるなどし、日ごろからウイルスをもらったり広げたりしないような対策をとることで、リスクを減らすことができる。 インフルエンザは例年、11月下旬ごろから流行が始まり、1~2月にピークを迎える。今季もインフルの感染者は報告され、9月以降に各地の小学校などで学級閉鎖が出始めている。 インフルは、せきやくしゃみのしぶきに含まれるウイルスで感染する。38度以上の熱、せきやのどの痛み、全身のだるさなどが主な症状だ。 大森赤十字病院(東京都大田…