NTTドコモがCEATECにて「次世代移動通信 5G」について参考出展している。「5G」は、現在のLTEやLTE-Advancedなどの「4G」に続く通信方式。 LTEの通信速度は現時点で下り最大150Mbpsだが、5Gでは下り最大10Gbpsにまで拡張するという。これを実現するうえでカギを握るのが「高周波数帯」と「広帯域」だ。ドコモが10月に開始を予定している下り最大150MbpsのLTEサービスでは、20MHz幅を使っているが、5Gの10Gpbsもの速度は、1GHz幅(1000MHz幅)を使うことで実現する。 現在モバイル通信に使用している帯域には1GHz幅もの空きはないので、より高い周波数帯を開拓する必要がある。今回ドコモがブースで紹介している5Gのシミュレーションでは、20GHz帯/1GHz幅の使用を想定しているという。5Gに向けて高周波数帯を使用するかどうかは、今後ITU(国際電
![2020年には下り最大10Gbpsに――ドコモが「5G」技術を紹介](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/186e0b8918d095b39b0df5debf698f575c7521f6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmobile%2Farticles%2F1310%2F04%2Fl_st_d5g-01.jpg)