年収の頭打ち感はまだ根強い。となれば、「稼ぐ枠組み」は自らつくるに限る。年収300万円なら月に5万円で収入は20%増だ。 自らも会社員時代に副業を行い、現在は副業情報サイトを運営する、ネットピコ代表の中野貴利人氏は副業の現状をこう語る。 「いまのおすすめはアルバイトですね。特に飲食は“ブラック職種”との印象が強く応募が少ない。条件がいいうえに週末のみの募集も多くなっています」 副業といっても、幅広く捉えるべし。「飲食=学生バイト」という固定観念は前時代のものだ。 「ただし、副業全般にいえることですが、中長期的視野にもとづいて“職種”を選んだほうがいいですね。趣味などから自分の“強み”を洗い出してから始めるとリスクも軽減でき、長続きしやすい」 週末副業の王道、ネット副業にもその法則は当てはまるという。代表的なネット副業に、広告主のサイトへ張ったリンクから報酬が得られるアフィリエイトがある。