(CNN) 米国防総省当局者は16日までに、紅海上で作戦遂行中の米海軍駆逐艦「メイソン」が15日、ミサイルとみられる複数の飛翔(ひしょう)体の接近を探知し、対抗手段に踏み切ったことを明らかにした。 当局者は15日夜の時点で、経緯を正確には把握しておらず、ミサイルの飛来があったのかも不明との見方を示した。同駆逐艦のレーダー作動に問題があったのかなどもわかっていない。 国防総省当局者はCNNの取材に、状況を吟味しているとし、メイソンの船体や乗組員に被害はなかったと述べた。メイソンの近くでは当時、米軍駆逐艦「ニッツェ」と揚陸艦「ポンス」も航行していたという。 米海軍のジョン・リチャードソン作戦部長は15日、メイソンに対し複数のミサイル攻撃が発生したことを明かしていた。 これらのミサイルは、イエメンの反政府武装組織フーシが支配する同国の内陸地と、海上で標的探索に当たるフーシの小型船から発射された可