中国の供給網を米国など西側世界と分離するというデカップリング戦略にフランス財相が反対の意思を明らかにした。 ロイター通信と新華社通信などが30日に伝えたところによると、フランスのルメール財相はこの日北京のフランス大使館で会見し「デカップリングは虚構」と明らかにした。世界で2番目に大きい経済規模の中国とすでに多くの貿易がなされており、切り離すことは事実上不可能だと話しながらだ。 ルメール財相のこの発言は前日に北京の釣魚台国賓館で中国の何立峰副首相とハイレベル経済会合を行った後に出てきた。会談では米国と欧州連合(EU)などが主導するデカップリングとデリスクが核心議題だった。今回の会合は来年の中仏修交60周年記念行事を準備するための事前会談に当たる。 ルメール財相は「フランスは中国市場にアクセスするための法的障害物を含む他の障壁とも向き合いたくない」と説明した。その上でデリスクに関する中国の誤解
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