トリエンナーレの時期以外も楽しめる越後妻有 この夏は、各地でアートフェスティバルが花盛り。ここで新潟の「越後妻有」の話をすると、詳しい人なら「あれ、『越後妻有アートトリエンナーレ』は来年では?」と思うかもしれない。たしかに、老舗芸術祭である同トリエンナーレは、来たる2018年。でも今回はあえて「トリエンナーレの時期以外も楽しめる越後妻有」を紹介したい。 あわただしい日常から少しはなれ、穏やかな空気のなかで、歴代の名作アート群や、次回トリエンナーレに向け先行公開された新作も体験。季節のイベントや、里山の美食、温泉、ユニークな宿泊体験など、気負わずゆったりとアートを楽しめる夏の旅をどうぞ! 『「大地の芸術祭」の里』を訪ねて。アートだけに留まらない越後妻有旅の足取り この夏の始めに、越後妻有を訪れた。目的は、来年のトリエンナーレに向けた新作を一足早く公開したアーティスト、レアンドロ・エルリッヒの