2021年3月6日のブックマーク (2件)

  • 君が生まれて、人生の主役は交代したか|岡田 悠

    「子どもが生まれると、人生の主役が交代する。」 そんな話を聞いた。正直に言って、君が生まれる前は不安を覚えていたし、カチコチに身構えていた。 「子どもが生まれたって、自分の人生の主役は自分自身だ。」 そんな話も聞いた。どっちだよ。辞書を引くと、主役とは「ストーリーの中心となり、物語を牽引していく人物」とある。つまり主役が交代するということは、君が僕の人生を牽引していくということだ。そんな気もしたし、やっぱり違う気もした。 生まれて2ヶ月くらいが経ったので、思うところを振り返ってみたい。 ◇ 出産後、面会禁止の一週間を経て、母子ともに健康なまま退院した。育休に向けて仕事の引き継ぎに追われていた僕は、数日遅れて奥さんの実家へと向かう。これから一ヶ月、居候させてもらう予定だ。駅まで迎えに来てくれたお義父さんに「どうですか」と様子を尋ねると、「良いもんですね」と言った。後部座席から顔は見えなかった

    君が生まれて、人生の主役は交代したか|岡田 悠
    txiun
    txiun 2021/03/06
  • 村上春樹の文章の「上手さ」を、短めに論じてみます|モチダ ヨウヘイ

    わりと賛否両論というか、村上春樹さんらしい騒ぎになっているな、と思って、興味深く読みました。 ちなみに私は一応研究と論文が業(の一つ)であり、文章を書くことが仕事となっている人間の一人です(悪文ですが)。そして、村上春樹さんの20年来のファンでもあります。 そして、既に色々まとまられている通り、村上春樹さんはこういった思想信条の方です。ある意味で「下界」との交流を絶つという特殊な形の研鑽を積まれた故に、余人には模倣しえない独創的な文体をつくりあげ、作家としての評価を積み上げられてこられたわけです。 そして、こういった形で色々と批判されることも含め、村上春樹さんご人は受け入れられていると思います(まさしくそれが、村上春樹さんの作家としての覚悟の一つの現れなのでしょう)。 ですが、一つ気になることがありまして。 どうも議論の中で、村上春樹さん自身も文章が上手いわけではないと批判されている、

    村上春樹の文章の「上手さ」を、短めに論じてみます|モチダ ヨウヘイ
    txiun
    txiun 2021/03/06
    どういう点が上手いのか具体的な記載がないからいまいち説得力に欠けるかな