いよいよ株式会社コメダ上場へ喫茶店市場のピークを見ると、店舗数では1981年15万4630店舗、売り上げは1982年1兆7396億円であり、現在、1兆988億円と縮小している(一般社団法人フードサービス協会参照)。そんななか、急劇に伸びたのが、コメダ珈琲店、おかげ庵を率いる株式会社コメダであり、今回、6月29日に上場する運びとなった。 これまでの喫茶店の歴史をみると、幾度となく変化があり、まずコーヒー専門店ブーム、ドトールが手掛けたセルフサービス、スタバなどのシアトル系のコーヒー、そして今、郊外型の喫茶店が熱い。その先陣を切ったのが、コメダ珈琲店である。 コメダ珈琲館のこれまでコメダ珈琲店(以下コメダ)は、1968年1月に1号店として、名古屋で誕生し、その歴史は古い。喫茶文化の名古屋で厳しい競争のなか、めきめきと力をつけていったのである。喫茶店と言えば、参入障壁が低い業態と言われている一方
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