現実空間へのタグ付けを通してAR(拡張現実)技術の可能性を示してきた「セカイカメラ」。次なるステップは、AR体験に位置/ソーシャル要素を融合させた「セカイアプリ」の展開だ。頓智ドットの井口尊仁CEOは7月31日、その戦略について説明を行なった。 セカイアプリ戦略を発表した頓智ドットCEOの井口尊仁氏(左)と、セカイカメラ上で新たなオンラインRPGを展開することを発表したアンビション 経営戦略部 部長 奥村大輔氏(右) iPhone用ARアプリのセカイカメラ最新版では現在、「Game」メニューで『ばくはつカブーン!』(プロトタイプ)を提供している。ユーザー間で、AR空間への爆弾(カブーン)の設置や解除を通じてポイントを競うゲームだ。セカイカメラはバージョン2.4.x以降、同アプリをプラットフォームとして活用するセカイアプリ機能を提供しており、「ばくはつカブーン!」はその利用第1弾となる。 井