女性初となる将棋のプロ棋士を目指す里見香奈三段=大阪市福島区の関西将棋会館で2017年10月10日午後3時25分、新土居仁昌撮影 将棋女流棋士の第一人者、里見香奈女流5冠(25)が、女性初の正式プロを目指す第62回奨励会三段リーグ戦が今月21日開幕する。過去4回のリーグ戦は厚い壁にはね返された。リーグ戦のさなかに26歳の年齢制限を迎える里見にとって、勝ち越さない限り退会を強いられる瀬戸際だ。「支えてくれる方々への感謝の気持ちを胸に、今できることをしっかり自覚して、こつこつやっていきたい」。気負いを感じさせない里見が、夢をつかみ取るか。最後の戦いに注目が集まる。【新土居仁昌】 第62回三段リーグ戦は36人が参加。来年3月まで、1人が18局指し、上位2人が四段に昇段、晴れてプロ棋士となる。女性は里見と西山朋佳(ともか)三段(22)の2人が挑む。
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