総務省 病院などでの携帯電話利用をＰＨＳ並みの基準に緩和へ | 医療ニュース総務省は、医療機器やペースメーカーへの影響から、使用が制限されている病院などで携帯電話の規制を緩和する方針を固めた。 電磁波、ＰＨＳと携帯電話は ほぼ同じレベル 医療機関では、携帯電話を一般の人に使わないよう要請し、医師や看護師も電磁波が弱く医療機器への影響が小さいＰＨＳ端末を使っているケースが多い。ただ、現在主流の第３世代（３Ｇ）ほぼＰＨＳと同じレベルの電磁波であるため、基準を見直すことにした。ＰＨＳが医療分野で独占してきたが、携帯電話の利用が進む見通しだ。 早ければ来夏、携帯電話への規制緩和 総務省によると、ＰＨＳや携帯電話がペースメーカーなどの機器に影響を与える距離は、ＰＨＳの２・５センチに対し、第２世代（２Ｇ）携帯電話が１４～１５センチ、３Ｇは１～３センチ（８センチが１機種）。ところが、機器からＰＨＳは３センチ、携帯電話は２Ｇ、３Ｇともに２２センチ離して使う決まりになっている。 こ
