メモリアクセスの効率化 前回はフラットシェーディングと題して、WebGL の拡張機能を利用した特殊なシェーディングについて解説しました。 少し古めかしいような、懐かしいような、独特なレンダリング結果を得られるフラットシェーディングですが、現代においてはむしろ拡張機能を利用しないといけないケースもあるというのが、なんとも皮肉めいていて面白い技術でした。 さて今回ですが、インターリーブ配列 を用いた処理について見ていきたいと思います。 3DCG 独自の用語ではなく、一般的なコンピュータ用語として「メモリインターリーブ」というキーワードがあります。これはメモリアクセスを効率化する手法を指して使われる言葉ですが、WebGL の場合も、VBO の生成に工夫を凝らすことにより GPU 上のグラフィックスメモリのアクセスを効率化するインターリーブが利用できます。 OpenGL などのネイティブ開発では一