JR飯田線が登場するアニメ「究極超人あ~る」(1991年)にちなみ、田切駅(上伊那郡飯島町)から伊那市駅までを、アニメと同じく1時間を目標に自転車で走る催しが28日、開かれた。伊那市駅開業100年を記念し、同市職員らのグループが企画。県内外から自転車好き、アニメ好きの約80人が挑んだ。 アニメでは、高校生たちが東京駅から豊橋駅経由で、駅のスタンプを押しながら伊那市駅まで旅をする。田切駅で降車したがしばらく後続列車がなく、持参の自転車で伊那市駅に向かう。 参加者は午後5時前から順次、ロードバイクや「ママチャリ」などで出発。国道153号、アニメに登場する山裾など自由にコースを取り、鉄道で約15キロある伊那市駅を目指した。ゴール後はアニメと同じスタンプを台紙に押した。 山梨県の会社員柴田貴康さん(26)は約40分で一番乗り。「国道を走ったので楽だった。また来たい」。スタンプ作りを担当した伊