独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は5月14日、5月13日に発覚した大規模なランサムウェアによるサイバー攻撃の発生をうけ、国内における週明け(5月15日)の対策について発表した。不審なメールの添付ファイルを開封したりリンクをクリックしたりしないよう呼びかけている。 ランサムウェアは、感染したPCのファイルを暗号化して、使用できないないよう制限をかけ、制限の解除と引き換えに金銭を要求する不正プログラムだ。「Ransom(身代金)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語。金銭を支払ったからといって、必ずしも制限が解除されるとは限らない。 今回観測されているランサムウェアは、Wanna Cryptorと呼ばれるマルウェア(WannaCrypt、WannaCry、WannaCryptor、Wcry等とも呼ばれる)の亜種という。Microsoftの古いシステムの脆弱性をついたも
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