ここでは、Windows 7環境に、Perlの実行環境と開発環境を導入する方法を解説する。従来、WindowsでPerlを開発するには、ActivePerlとテキストエディタの組み合わせが推奨されてきたが、今回は、導入・設定が非常に簡単なIDE(統合開発環境)"Padre"を紹介する。 はじめに それほど規模の大きくないPerlの開発では、Windowsのテキストエディタでコードを開発環境に、安い(もしくは無料の)レンタルサーバを実行環境にしたりします。レンタルサーバに繋ぎっぱなしにしたSFTP(or FTPS or SCP)経由でコードを書いて、ブラウザで結果を確認する、という方法で、非常に手っ取り早いです。筆者も良くそうしています。 とはいえ、コードをインターネットに置きたくない(置いてはいけない)、とか、サーバに負荷がかかると困る、とか、いろいろあるので、手元で開発しなきゃいけなくな