「世界樹の迷宮V 長き神話の果て」は,ひたすら地図を描きダンジョンを進む“シリーズの原点”に立ち返った作品に。小森成雄氏に本作にかける思いを聞いた 編集部:Junpoco アトラスが2016年8月4日に発売を予定しているニンテンドー3DS用RPG「世界樹の迷宮V 長き神話の果て」(以下,世界樹V)。「君は○○してもいいし,○○しなくてもいい」というテキストでもおなじみ,ポップなグラフィックスからは想像できない,歯ごたえあるタイトルとして多くのファンを持つ,アトラスを代表する3DダンジョンRPG「世界樹の迷宮」シリーズの最新作だ。 今回4Gamerは,世界樹Vのディレクター小森成雄氏に話を聞く機会を得た。小森氏といえば,2007年にニンテンドーDS用ソフトとして発売された初代「世界樹の迷宮」でゲームブック調テキストを用いることを発案し,以降「世界樹の迷宮II 諸王の聖杯」や「世界樹の迷宮II