今回は、私が金銭的に本当に困窮していた頃、出張先で帰りの電車賃がなくなってしまい、その地元の交番の警官にお金を借りて無事会社に戻れた時のことをお話したいと思います。 体験者の情報 名前(仮名):真坂 和雄(まさか かずお) 性別:男性 お金に困った理由:会社の経営難等で手持ちのお金がなかった 何を滞納したのか:電車代 滞納金額:1,000円 当時の職業:会社役員 当時の年齢:30歳 当時の借金の合計額:1,000円 会社名:警察(交番) 電車賃すらないという極限状況 出張先での仕事が終わり、さて会社に帰ろうと、私は千葉某所の駅の券売機で、路線図を見ながら切符代を確認していました。 そして、切符を買おうとお財布を見た途端、目を疑いました。 帰りの電車代に十分なお金がありません。というか全く足りていません。それまで私の中では、一枚だけ千円札を持っている記憶がありました。しかし、そのあるはずの千