アニメ映画の宮崎駿監督が13日、東京の日本外国特派員協会で記者会見を開き、新作短編映画の制作を始めたことを明らかにした。宮崎監督は2013年に長編映画制作からの引退を発表したが、この作品は『三鷹の森ジブリ美術館』(東京・三鷹市)で上映する10分の短編で、同監督作品として初めてコンピューター・グラフィックス(CG)を取り入れる。 また、宮崎監督はこの会見で、安倍政権の安保法制関連法案を批判した。こちらの発言内容にも非常に注目が集まった。 ◆上映時間は10分、製作期間は3年 宮崎駿監督の新作短編アニメの制作は、6月16日に開かれたトーク・イベントで、息子の宮崎吾朗監督が明らかにしていた。それが今回、初めて本人の口から公に語られた。 米『NEW YORK』誌系列のTV・映画・音楽ニュースサイト『Valture』は、「もしこれが本当なら、非常に感動的だ」「我々にとってラッキーなのは、宮崎氏が“引退