ARアプリ「ポケモンGO」の爆発的なヒットや、Facebookが買収した「Oculus Rift」、あるいは今年後半にソニーが展開する見込みの「PlayStation VR(PS VR)」などもあって、注目を集めるAR(拡張現実)/VR(仮想現実)。両製品の市場は今後、急激なスピードで拡大していく見込みだ。 米IDCの調査によれば、2016年のAR/VRの世界市場規模は52億ドル(約5,220億円)にのぼる。また両市場の製品出荷台数は1000万台に達する見通しだ。 このうち、ハードウェアが市場の半分を占める。AR用ハードウェアは同40万台にとどまるが、VR用ハードウェアの出荷台数は960万台(23億ドル規模)となる。 驚くべきはその成長率で、IDCは2020年に1,620億ドル(約16兆円)市場になると予測。年平均成長率(CAGR)は181.3%にのぼり、予測通りなら毎年倍以上伸びていく計