第59回マーケティング全体を強化する、未来のデジタル組織の描き方 荻野英希 2016-08-24
あけましておめでとうございます。NPO法人国際ゲーム開発者協会日本の小野憲史です。新春企画でゲーム業界の技術的展望について解説する機会をいただきましたので、所見を述べてみたいと思います。 もっともゲーム業界といっても、今や多様化が進んでおり、ひとつにまとめることが極めて困難です。2013年に発売され、「10億USドルを最速で売り上げたゲーム」など、7つのギネス世界記録を受賞した「グランド・セフト・オートV」と、個人クリエイターが作るフリーゲームを同じ土俵で語るのは、どだい無理な話でしょう。そして、どちらのゲームがおもしろいと感じるかは、人によってまちまちなのです。 また家庭用ゲーム、PCゲーム、モバイルゲーム、アーケードゲームと、業態だけでも4種類が存在します。企業形態についても、ハードメーカー、パブリッシャー、デベロッパー、ミドルウェア企業などが存在します。技術のパッケージング化も進ん
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