青または緑の陣営に分かれてポータル(拠点)を奪い合う位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」。現実世界の観光名所やランドマークがポータルになっていることから、プレイする中で地元の魅力を再発見できる、歩数が増えて健康的になるといった文脈で語られることが多いが、ゲームの“プロ”はIngressをどう評価しているのだろうか。 岩手県庁が2月14日に開催したIngressの町おこしイベント「ハック&キャンドル in 盛岡」で開かれたトークセッション「特濃!ゲーム開発塾」で、ゲームアナリストの平林久和氏が“ビジネス”の視点から、ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC」の運営委員長なども務めたゲームクリエイターの吉岡直人氏が“技術”の視点から、Ingressへの思いを語った。モデレーターは、「岩手県庁 Ingress 活用研究会」主宰の保和衛氏が務めた。 ◇岩手県庁のIngressイベント