自動車での排ガス偽装が話題になったばかりだが、同様に生活家電でも省エネ偽装疑があるという指摘が出ているようだ。EUがテレビ、食器洗い機、冷蔵庫といった生活家電に対してエネルギー調査を行ったところ、現実の条件下でテストした場合、多くの製品で製品ラベル上に記載されている2倍のエネルギー消費が行われていることが分かったという(guardian、Slashdot)。 テレビでは調査対象となった7種類の製品のうち4製品は「超高精細」や「高ダイナミックレンジ」といった機能を使用すると消費電力が増加した。そのうちの一つは100%以上も消費電力が増えたとしている。またファームウェアを更新したときに省エネ機能をOFFにする製品もあるようだ。このレポートは特定のブランドに対して焦点を当てたわけではないが、昨年米国で行われた同様の調査では、サムスンとLGテレビではエネルギー使用量が最大45%も増加していたことが