全国で相次ぐプラグ抜け ワクチン冷蔵庫、廃棄原因に―ネットで呼び掛けも 2021年06月28日07時06分 ワクチンを保管する冷凍庫に多く使われる形状の電源プラグ=25日 新型コロナウイルスワクチンを保管する冷凍庫や冷蔵庫の電源プラグがコンセントから抜ける事故が5月下旬以降、各地で相次いでいる。多くの自治体は「原因は不明」と説明し、ワクチンの廃棄を余儀なくされるなどの影響が出ている。インターネット交流サイト(SNS)には「プラグを抜こう」と呼び掛ける投稿もあるが、関係性は分かっていない。 接種集団抗議のグループ削除 デマ投稿「許容しない」―新型コロナワクチンでFB 「特に不審な点がなく不思議だ」。大阪府寝屋川市の担当者はこうつぶやく。市内の集団接種会場では19日、ワクチンを保管する冷凍庫のプラグが抜けているのが見つかり、ワクチン510回分を廃棄した。現場責任者は前日、会場施錠時に電源を確認