2021年1月4日のブックマーク (3件)

  • 『天気の子』帆高の「あの言葉」が脚本から消えた理由 | 文春オンライン

    新海誠7作目の劇場アニメーション映画として2019年に公開された『天気の子』。「これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語」というキャッチコピーがつけられ、前作『君の名は。』同様その1年のNo.1ヒット映画になった同作。その最後のセリフがなぜ生まれたのか。アニメ評論家の藤津亮太氏が読み解いた。 ※記事では映画のラストシーンに触れています。 ◆◆◆ 『天気の子』のラストシーンは「大丈夫だ」という言葉で締めくくられる。どうしてこの映画は「大丈夫」という言葉で締めくくられることになったのか。それはこの映画が無力な子供たちの物語だからだ。 『天気の子』に描かれた“ガラス細工のような世界” 物語の語り手は、家出少年の帆高。故郷の島を出て雨の降り止まない東京にやってきた帆高が出会ったのが陽菜。陽菜は1年前に母親を亡くし、弟・凪と2人暮らし。陽菜は、雨ばかりの世界に晴れ間を作ることがで

    『天気の子』帆高の「あの言葉」が脚本から消えた理由 | 文春オンライン
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    type-r 2021/01/04
    「客観的に見ても状況は全然大丈夫じゃないですよね(笑)。でも帆高は状況に対して”大丈夫”と言っているのではなく、陽菜に対して”僕自身が君にとっての大丈夫になりたい”と伝えているのです」(新海誠)
  • サントリー映画『天気の子』を君は見たか|大門キエフ

    概要日(2021年1月3日)21時、新海誠監督作品『天気の子』が地上波初放送された。まだ視聴されていない向きのためにネタバレ抜きで書くと、あらすじは概ねこうだ。 「離島・神津島から東京都心へ家出してきた少年・帆高は、しかしすぐに生活に行き詰まり、離島からの連絡船で知り合った男・須賀の事務所に転がり込み、須賀のライター業の手伝いを始める。異常気象で連日雨が降り続く東京。母を亡くし、弟と二人だけで暮らす少女・陽菜と知り合った帆高は、陽菜の"祈ると100%晴れにできる"不思議な能力を知り、陽菜とその弟・凪と共に、"晴れ屋"を始める。連日の雨の東京の中ですぐに大人気となる晴れ屋。楽しい日々を過ごす帆高と陽菜たちだったが、しかし帆高に捜索願とある容疑がかけられていることから警察に追われることに。3人で異常気象下の東京を彷徨い、警察から逃れ、ようやくホテルに落ち着いた3人は楽しいひと時を過ごすが、し

    サントリー映画『天気の子』を君は見たか|大門キエフ
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    type-r 2021/01/04
    ”ただし未成年飲酒につながりかねないシーンは架空の製品” 主人公はあのシーンでも飲んでないんだから別に実在の製品でもいいと思うけど、スポンサーに対する配慮が行き届いてるなあw
  • 映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz

    日1月3日、夜9時から新海誠監督の『天気の子』が地上波で初めて放送される。映画公開時の2019年8月に批評家の杉田俊介が現代ビジネスに寄稿した同作の批評を再掲する。 【稿はネタバレを含みます】 「アニメ化する日社会」を批判するアニメ 新海誠監督の新作『天気の子』を観て、疑問を持った。その疑問について書く(今回は枚数制限があるため、他の新海作品との比較などは行わない。私の新海誠論については『戦争と虚構』(作品社、二〇一七年)を参照)。 『天気の子』の舞台は、異常気象でもうずっと陰な雨の止まない、東京オリンピック・パラリンピックの翌年の東京である。伊豆諸島の離島・神津島から何らかの事情で家出し新宿でネットカフェ難民となった高校生の森嶋帆高(ほだか)と、母を病気で失って弟の凪(なぎ)と二人で安アパートに暮らす天野陽菜(ひな)――天に祈ることで天候を晴れに変える力をもった「100%の晴れ女

    映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz
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    type-r 2021/01/04
    「客観的に見ても状況は全然大丈夫じゃないですよね(笑)。でも帆高は状況に対して”大丈夫”と言っているのではなく、陽菜に対して”僕自身が君にとっての大丈夫になりたい”と伝えているのです」(新海誠)