門脇仁: 広葉樹の国フランス: 「適地適木」から自然林業へ 知られざる森林大国、忘れられた林業先進国、フランス。広葉樹を主体とした特異な林業こそ、現代的である。日仏比較も行いつつ、その実像を追う。
フィリピンの北イロコス(Ilocos Norte)県で稲を収穫する生産者(2010年3月27日撮影)。(c)AFP/TED ALJIBE 【12月17日 AFP】農薬を多用する新品種を開発し、穀類の収穫高を大きく増やしてアジアの貧困層の多くを飢餓から救った1970年代の「緑の革命」を牽引した国際稲研究所(International Rice Research Institute、IRRI)が、今度はコメ生産の農薬使用を削減すべきだと訴えている。 「緑の革命」は、アジアなどで主食の穀類の収穫高を大幅に増加させたが、肥料や農薬に大きく頼るものでもあった。この「緑の革命」をもたらした機関のひとつがIRRIだ。 フィリピンにある同研究所は16日、アジアで稲作に大きな被害をもたらしている害虫、トビイロウンカを駆除する殺虫剤の使用を減らすべきだという見解を発表した。殺虫剤の使用に、水田の生物多様性の減
飢えたクマを救うため、と主張し森へドングリを運ぶ活動を行った日本熊森協会の主張に、「ツキノワグマは絶滅危惧種だから保護しなければいけない」「絶滅危惧種を殺すなど言語道断」というものがあります。しかし、協会の主張を見ていくと大きな矛盾が見つかりました。「絶滅」に対し熊森協会が抱く観念は、保全活動を行うには不適切ではないかと考えました。 熊森協会がクマを守るべきとする理由 日本熊森協会(以下熊森)は、その活動を通じて、ツキノワグマの保護をとても重要視している団体です。「クマが森をつくる」という言葉に代表されるように、「クマの棲める環境を残し、他の全ての生物が生息可能な豊かな自然を守る」ことがその理由のひとつです。 さらに、「ツキノワグマが絶滅危惧種である」から保護すべきだ、との主張も多く見受けられます。この文言は、「絶滅危惧種なのに保護しないなんて(殺すなんて)とんでもない」という文脈で使われ
ニュースなどで「絶滅危惧」という言葉を聞くと、「今すぐ絶滅しそうなんだ!」「保護しないといけないのかな」と思わされることがあります。 ところが、絶滅危惧種を選定する環境省のレッドリストでは「どの種がどの程度絶滅しそうか」とランク付けがされていて、「絶滅危惧種」と呼ばれるもの全てが明日にでも絶滅する、とは一概に言えません。 本エントリでは、「絶滅しそうなんだな、危ないな」とだけ思われがちな「絶滅危惧種」という言葉について考えてみたいと思います。 いきものが不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまわないよう、言葉の意味を理解し、保全につなげていきたいですね。 三行でまとめてみた 絶滅危惧種と呼ばれる全てがただちに絶滅するものではない(キリッ) 「絶滅危惧種だから」と保護活動に走るのは思考停止です 殺しても警察には捕まりません(だからってむやみに殺しちゃだめだぞ! お兄さんと約束だ!) 絶滅
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く