上記の資料で、写真の引用元のトップになっているのはEtsy.comだ。こぎれいなウェブサイトに並んでいる商品は、ハンドメイドを中心としたライフスタイル商材。プレゼンテーションの仕方もあって「ちょっといいな」「友人にすすめたい」あるいは「プレゼントによさそう」と見た瞬間思わせるような商品があふれており、Pinterestとの相性の高さも頷ける。 楽天は、米国でのビジネス展開、あるいは日本での展開において、Etsyもしくはそれを越える「Pin対象」のサイトになることは、トラフィックを集め顧客数を増やす素早いパスになり得る。この楽天の視点と、よりグローバルにユーザーを増やしながら収益を上げていくために必要な「時間的猶予を得たい」というPinterestの事情が合致した結果だったとみることができる。 楽天のPinterest活用は「直ちに」ではない 日本国内においてPinterestを活用した楽天