SKKゲート構想とは―― SKKGateはSKKの辞書処理に対する新たな拡張手法である。 今回はSKK日本語入力FEP(以下SKKFEP)の辞書プロセスとして試作した。 SKKFEPのメインプログラム側には一切手を加えることなく完全に独立して動作し、変換動作に連動して任意のスクリプト言語の動的実行機能を拡張(付属の例ではJavaScriptを使用)し、数値変換、日付変換、文脈学習をはじめとする実用的な追加機能を、小規模なスクリプト記述だけで高速に実行可能であることを、ここに実証するものである。 その実体はFEP(フロントエンド)と辞書プロセッサ(バックエンド)との中間に多層展開された通信ミドルウェア群である。単純な信号処理機構(ゲート)を組み合わせることで集積回路を構成し、複雑な自然言語処理を可能にするものである。(誇張表現JARO) 後に作者はこのような言葉を残している。 「二つで十分じ