出生率や少子化、人口動向について色々な面から各種データを基に分析を進めている昨今だが、先日【アメリカのいわゆる「未婚の母」による出生率をグラフ化してみる】や【いわゆる「未婚の母」による出生率をグラフ化してみる】で、「日本の出生率低下の一因には、結婚までのスタイルが見合い結婚中心から恋愛結婚中心に変わったから」という事について触れた。今回はこの点について少し深く掘り下げることにする。 【いわゆる「未婚の母」による出生率をグラフ化してみる】で詳しく解説したが、日本は婚姻内での出生にこだわる社会文化があり、これが出生率を低くする要因となっている。「ならば婚姻率が高くなれば出生率は上がるではないか」という結論が見出されるのだが、それはそれで【日本の婚姻率・離婚率・初婚年齢の推移をグラフ化してみる(2011年1月版)】でも示しているように、日本では「晩婚化」「婚姻率の低下」が進んでおり、容易にカタが