・アンギャルド En Garde(Abacus:1993) 有名な2人用ゲームだけど、今まで入手できていませんでした。 最近になってフランスのメーカーから再販されたので、早速購入。 でもプレイするまで数ヶ月かかりました(ぉぃ なんだかプレイヤーコマ(と呼んでは申し訳ないような豪華さ)がすごいです。 キャラクターの絵の画集もついてます。有名な絵描きさんなのかなぁ? とりあえず、初回ということで、前進攻撃のルールを適用せずに基本でプレイ。 ゲームはいたってシンプル。 カードを出して、自分を前進させたり、後退したりして、相手に攻撃する。 先に5勝した方の勝ち。 シンプルだから単調かな?と思ったけれど、そう上手くはいかない。 次の攻撃にそなえて少し前へ出れば、相手が詰め寄ってくるか後退する。 カードも同じだけ持っているのでカウンティングすればいいんだろうけど カウンティングって普段からしないので何
数字札で追い詰めるフェンシング アンギャルド / En Garde メーカー: Gryphon Games (グリフォン, USA), 発売年: 2009年(原版は1993年発行) 作者: Reiner Knizia (ライナー・クニツィア, 代表作: ケルト, モダンアートなど多数) 8才~大人, 2人用, 所要30分, ルール難度:★☆ Ferti社トラベル版 『アンギャルド』は、数字のカードによって移動や攻撃を行なって相手を追い詰める、2人専用のフェンシングの決闘ゲームです。 ※“En Garde”とは、フランス語で「構え!」を意味する、フェンシングでの試合開始の合図です。 マス目の端から始めて、1人ずつ交互に、1~5の数字カードを出して、その分の移動(進む/退く)を行ないながらジリジリと距離を縮めていきます。 攻撃圏内に入ってきたら、同じく数字カードで、ちょうどそのマス目分先にいる
ルール難易度 簡単な部類に入る 日本語化 不要 ゲーム全景。見たまんま、フェンシングです。 1~23までのマスが一列に並んだボードと 1~5までの数字が書かれたカード(各5枚で計25枚)を使う。 コマ(ソードマン)は写真のように両端に置き、カードはシャッフルして5枚ずつ配る。 で、交互に1枚ずつカードをプレイして、プレイしたカードの数字分だけ ソードマンを前進、あるいは後退させることができる。(もちろん、ボードの外には出られない) カードをプレイしたら手札は常に5枚になるように補充する。 そのうちカードを数枚プレイするうちに、ソードマン同士が接近するのだが。。 ここで、相手のソードマンの居る位置にちょうど移動できるだけのカードをプレイすることで 移動の代わりに「攻撃」を仕掛けることができる。 この場合だと、3マス離れているので3のカードをプレイすると攻撃できる。 防御側は、攻撃側から出され
当ブログの中心コンテンツについては『はじめての方へ・当ブログのコンテンツについて』をご覧くださいませ。 記事は【カテゴリ】と【タグ】でジャンル分けがされており、関連記事一覧に飛びます 過去記事に関して、一部レイアウトの整備が終わっておらず見づらいページもあるかもしれません。順次直していきます。またアフィリエイト広告を利用しているページがあります。 Twitter眺めてたら、「横暴編集長おもしれぇぇぇっ!」的なツイートを見て、気になってたんですよね。 そしたら、ありがたいことにプレイする機会に恵まれました ボードゲーム 横暴編集長 実際に出版されている書籍のタイトルを2つ組み合わせて、架空の書籍名を作って楽しむボドゲ。 ボードゲームと言うと、「ボードないじゃん!」と突っ込まれたりもするので、アナログゲームと言った方がいいのかしら(と、言いつつ、当ブログではボードゲームと言うけどね)。 それは
<<<!!!重要なご注意!!!>>> 「横暴編集長 ~中ノ章~」は、「横暴編集長」シリーズの拡張プレイ用カードセットです。本カードセット単体では、遊ぶことができません。「横暴編集長」「横暴編集長 ~ニンジャ記念日~」「横暴編集長 ~映画三昧~」「横暴編集長 ~神曲降臨~」のいずれかが必要です。ご理解の上、ご注文ください。 <「横暴編集長 ~中ノ章~」とは> 本カードセットは、カードゲーム「横暴編集長」シリーズのゲームプレイを拡張するものです。「横暴編集長」シリーズのタイトルカード(上)(下)の間に、任意で本カードセットのタイトルカード(中)を挟むことで、さらに多くのタイトルバリエーションを楽しむことが可能となります。タイトルカード(中)は50枚ありますので、今までに比べ単純計算で50倍のタイトルバリエーションが加わることになります。最高のタイトルを作り上げ、編集会議での採用を目指しましょう
<「横暴編集長 ~ニンジャ記念日~」は単体でも遊べます> 本商品「横暴編集長 ~ニンジャ記念日~」は、「横暴編集長」をお持ちでなくても、これのみの単体で遊べますので、ご安心ください。 <カードゲーム「横暴編集長 ~ニンジャ記念日~」とは> カードゲーム「横暴編集長」シリーズの第2弾です。200枚のタイトルカードは、全て「横暴編集長」とは別のカードです。 ゲームルールは、従来の「横暴編集長」と同じです。「横暴編集長」と混ぜて遊ぶと、面白さがさらにパワーアップします。 <どんなゲームなの?> タイトルカードを組み合わせて面白いタイトルを作っていくゲームです。 偶然出来上がる面白タイトルに思わずニンマリ。 タイトル発表のときにちょっとしたコメントを入れると、バカウケ度もアップ! 知的な大人向けのパーティーゲームです。 全て異なるタイトルカード、全200枚の大ボリュームをお楽しみください。
《こちらは旧版です》 令和元年5月1日より、「横暴編集長(新装版)」を販売開始しました。ケース(外箱)がマットPP加工となり、一部銀箔を使用したちょっぴり豪華なものになりました。中身のカードや取説に変更はありません。 「横暴編集長(新装版)」の発売に伴い、こちらの旧版「横暴編集長」は販売終了となります。 (現在、販売店さんからの卸戻り分を並行して販売しております。在庫がなくなり次第、終了です。新版で変更になったのはケースのみですので、少しでも安く購入されたい方はこちらをご購入下さい) <カードゲーム「横暴編集長」とは> タイトルカードを組み合わせて面白いタイトルを作っていくゲームです。 偶然出来上がる面白タイトルに思わずニンマリ。 タイトル発表のときにちょっとしたコメントを入れると、バカウケ度もアップ! 知的な大人向けのパーティーゲームです。 全て異なるタイトルカード、全200枚の大ボ
駆け出し探偵の仲野翔は、超大手出版社、放談社で起きた奇妙な殺人事件の調査を依頼される。 殺人現場の編集部からは、殺された編集長の死体が忽然と消え、犯人とされる若手編集部員も失踪していた。 しかも共犯の疑いで逮捕された女性は、翔のいとこで幼なじみの志賀椿花であった・・・。 椿花を救おうと現場を駆け回るうちに、事件の裏にある陰謀に気づく翔。 しかしそれは、出版界に潜む深淵の闇の、ほんの入口にしかすぎなかった! ヒット作「横暴編集長シリーズ」初の外伝、待望のリリース! 新キャラクター仲野翔が加わり、横暴編集長ワールドは新たな次元に突入していく・・・。 本カードセットは、カードゲーム「横暴編集長」のゲームプレイを拡張するものです。 「横暴編集長」のタイトルカード(上)(下)の間に、任意で本カードセットのタイトルカード(中)を挟むことで、さらに多くのタイトルバリエーションを楽しむことが可能となります
鹿馬文庫編集部の志賀椿花が、暴漢に襲われ意識不明の重体となる。同僚の世脇常道は編集長の轟厳三がその事件に関わっていると疑う。そんな中、椿花が担当していた新刊が発売となった。「ニンジャ記念日」というその面妖なタイトルは、轟厳三が椿花の反対を押し切り「編集長権限」で決めたものである。複雑な思いで初刷を手に取る常道だったが、その表紙装丁に微妙な違和感を抱く。 「亀鶴文庫・・・?」 常ならぬ道へと巻き込まれていく常道。 赫々たる王道青春小説、いよいよ第二幕へ! 概要 カードゲーム「横暴編集長 ~ニンジャ記念日~」は、各プレイヤーが編集者となって面白いタイトルを考案するゲームです。 上下2つに分かれたタイトルカードを組み合わせて「バカ受けタイトル」を作り、編集会議で採用を目指しましょう! ゲームのルールは「横暴編集長」と同じです(200枚のカード全てが新しくなりました)。 本ゲーム「横暴編集長 ~ニ
《「横暴編集長(新装版)」が発売中です 》 「横暴編集長」のケース(外箱)がマットPP加工となり、一部銀箔を使用したちょっぴり豪華なものになりました。中身のカードや取説に変更はありません。 「新装版」の発売に伴い、旧版の「横暴編集長」は在庫がなくなり次第、終了となります。 繰り返しますが、変わったのは外箱だけです。カードや取説に変更はありません。既に「横暴編集長」を持ちの方は、買い直す必要はありません。また、新しく「横暴編集長」を手に入れようと思っている方も、「横暴編集長(新装版)」をお求めください。 「横暴編集長(新装版)」は、通販サイト「ジャンクションプラス(BASE店)」及び「ジャンクションプラス(Yahoo!ショッピング店)」で購入できます。 超大手出版、放談社に入社した世脇常道は、編集長・轟厳三ひきいる鹿馬文庫に配属される。強引な手法で編集部員を牛耳る厳三は、社内では「横暴編集長
横浜・関内のゲームカフェぶんぶんで、一日中遊びました。未プレイゲームは4つ。ぶんぶんは飲み物が定額制というプランがあり、ゆっくり遊べました。 ルールの達人 Master of Rules (カワサキファクトリー新版) (説明 15分 プレイ時間 35分) まずは、お店に置かれていた「ルールの達人」の新版です。グラフィックデザインがかなり凝っていて、青と緑のスートは1枚1枚が違います。また箱絵の雰囲気は鈴木英人みたいです。毎回、ルールカード1枚と数字カード1枚をだし、数字がルールに合致していれば得点というのはなかなか面白いアイディアだと思います。ルールはバッティングしてはいけないために、先にルールカードを出さないとどうにもならないことが多いのですが、先に数字カードを出したほうが良いという流れも少しはあったほうがゲームとしては面白くなると思います。ルールカードはセットコレクションの面もあり、3
異様な人気の日本酒ボードゲーム「酒魅人」、何がそんなに面白い? きき酒師が「エアきき酒」をしながらレポートしてみた 日本酒造りをテーマにしたボードゲーム『酒魅人(しゅみじん)』が話題です。発売と同時にSNSを中心に注目が集まり、ボードゲーム専門店では即品切れ。5月14日に行われたアナログゲームの即売イベント・ゲームマーケットでは販売ブースに長蛇の列ができ、開場からわずか30分で完売するなど、異様な人気となっています。そんな話題の酒造りゲームを、日本酒のきき酒師に遊んでもらったら、いったい何を感じるのか? レポートしてもらうとともに、ゲームででき上がった架空のお酒の味も、想像で解説してもらいました! 8枚の「注力チップ」を「酒造りボード」上の7つの工程に配置↑日本酒の梱包を模したパッケージの「酒魅人」。現在は好評につき品切れ。5月末頃の再販に向けて鋭意準備中とのこと。●問い合わせ先:テンデイ
ゲームマーケット2020大阪(GM20大阪、ゲムマ大阪)の気になるボドゲあれこれ ⇒ オフ会王 ブースソ01 震災島 (02/20) ゲームマーケット2019大阪の気になるボドゲあれこれ ⇒ オフ会王 (06/04) 2月28日(木) 賽翁木曜ボードゲーム会〜ゴミはゴミ箱に。言葉選びは慎重に〜 ⇒ オフ会王 (05/03) ワンワン♪♪ 犬の生活楽しんだ♪♪ ⇒ ねこ (03/17) ワンワン♪♪ 犬の生活楽しんだ♪♪ ⇒ うらまこ (03/16) ワンワン♪♪ 犬の生活楽しんだ♪♪ ⇒ ねこ (03/15) 川西ボードゲーム会 ⇒ うらまこ (02/10) 川西ボードゲーム会 ⇒ ワルキューレ (02/09) ボードゲーム「も」できるカフェ BOARD&COFFEE ⇒ ゆっぴー (11/18) 5月27日(日) くさつボードゲーム会に参加してきました(*´∀`)ノ ⇒ ぼ(くさつ会行き
アイスクール Ice Cool (説明 10分 プレイ時間 30分) ダルマのように下に重心があるペンギンコマを弾いて鬼ごっこをするゲームです。順番に1人が鬼になり、他のプレイヤーは捕まらないようにボードの間をくぐり抜けて、得点を得ます。このボードの間はペンギンが横向きでないと通らないようになっているのが難しいですね。さらに弾きかたによってかなりカーブさせたり、うまくやればひと弾きでボードを一周することもできます。ちょっとコツが必要ですが、なかなか面白い。 結果:はた 25、自分 23、フジマキ 20、ミニイズナ 9 クリスマスの12日間 12 Days of Christmas (説明 5分 プレイ時間 35分) 大富豪の亜流。カード構成は数字が枚数なのですが、弱いカード(数値が大きいカード)に対する救済策がありません。枚数を出しても数値が高いもののほうが勝てるのです。最後は自分のカード
自分のコマを指で弾いて、得点となるカードを集めるゲームです。 いたるさん・トド吉・私の3人でプレイ。 親と子に分かれてプレイします。 親は子にぶつかれば、持っている身分証を没収。 子は各部屋のドアを通ることで、自分の魚トークンを取ることが出来ます。 魚トークンを取ったら、すぐに魚カードの山から1枚引きます。 手番がきたら、自分のコマを指で弾くだけ。 それまでに獲得していれば、1のカードを2枚使うことで、もう1手番実行することが出来ます。 全員身分証を没収されるか、子の誰かが魚をすべて回収したらラウンド終了。 親は没収した身分証と同じ枚数、魚カードを引き、次の人が親に。 これを繰り返し、全員が一度ずつ親をやったらゲーム終了。 集めた魚カードに書かれている数字を合計し、最も高い人が勝者となります。 そこで、経験者であるいたるさんの見本を見学。 「うわ!本当にカーブを描いてドアを通ってる!」 「
アクション系のゲームはいろいろありますが、 『アイスクール』 は一言で言うと、「おはじき」のボードゲームです。 プレイヤーはペンギンの学校(スクール)の生徒。順番に風紀委員を務めますが、風紀委員は他の生徒を捕まえて学生証を奪うのが目的、生徒はそんな風紀委員から逃げ回って魚を3匹獲得するのが目的。 ボックスはマトリョーシカみたいな感じになっていて、全部出した後つなげるとゲームボードになります。 魚を使って部屋と部屋とをつなぐ…… 箱サイズの4.5倍になるので結構大きい。 あと指定の鴨居(?)のところに、一般生徒の魚を配置します(今回の風紀委員は赤)。 自分の色カードと学生証。裏表で性別が違う。 ペンギンのコマ。これを指ではじくのだ。 重心が下にあって、おきあがりこぼしになってる。 プレイヤーから順に手番を得て、自分のペンギンコマをキッチンから弾いていきます。 自分の魚がいるところを通過したら
学校中スクールを駆け回る世界初のペンギンはじきゲームは、 キレキレに最高アイス・クールだ! 「ねえ、オージー、授業さぼってお魚パクりにいかない!」 「大丈夫かなあ? 」 「平気よ、いなくなったって先生も気づかないわよ! 」 「風紀委員はどうする? 」 「ふんっ、あの人どんくさいんだもん。」 「よし、俺もお腹が鳴ってきたよ。行こうか! 」 この『アイスクール』では、プレイヤーはペンギン学校(スクール)の生徒となり、1人は風紀委員(捕まえ役)のペンギンとなります。風紀委員の目的は、ドアからぶら下がっている魚を集めている他の生徒(逃げ役)を捕まえること。プレイヤーは逃げ役のペンギンを捕まえたり、魚を集めたりしてポイントを稼ぎます。 その方法は、自分の色のペンギンコマを指ではじくこと。逃げ役のペンギンは、自分のコマが、魚がぶら下がったドアを潜り抜ければ魚を獲得。風紀委員のペンギンは、自分のコマを指
すでに報じられているようにソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は、本日(2017年6月29日)国内でのレコードの生産を再開することを発表した(「ソニー、レコード国内生産を29年ぶり再開 人気再燃受け」)。これはじつに29年ぶりのことだそうだ。 海外ではここ数年レコード盤の人気が高く、そうした動きを受けて国内でもタワーレコードはアナログ専門レーベルの設立(「タワーレコードのアナログ専門レーベルが誕生!!」)、HMVはレコード専門店をオープンするなど(2016年10月1日(土)「HMV record shop 新宿ALTA」オープン)小売業者も積極的に動き始めている。一時期は新/中古レコードショップが相次いで閉店するなど冷え切った状況だった日本のレコード市場だが、3年前からは国内のレコード生産量も右肩上がりとなっている。 しかし現在、国内でレコードのプレス業務を行っている業者は一社
『DARK SOULS(ダークソウル)』シリーズは一時代を築いているといっても過言ではない。フロム・ソフトウェアが開発する、『Demon’s Souls』のDNAを受け継ぐこのシリーズの最大の功績は、市場に高難易度のゲームのニーズがあることを知らしめたことだろう。『Momodora: 月下のレクイエム』及び『Hyper Light Drifter』、そして『Shadow Tactics』の開発者は、自身のゲームの難易度が高いことを、『ダークソウル』から影響を受けたと明かしている。世界中のデベロッパーが参考にする、新たな風を吹き込んだフランチャイズといえる。 DARK SOULS 3 『ダークソウル』を参考にしたというよりは、『ダークソウル』への愛ゆえに同じようなゲームデザインのタイトルを開発するデベロッパーも存在する。Deck13が手がける『Lord of the Fallen』や『The
バニラ・エアの事件で議論が盛り上がっているが、乙武さんの記事は事実誤認だ。尾藤さんの記事も指摘するように、バニラ・エアの対応は違法ではない。乙武さんは「バニラ・エアは合理的配慮の範囲内であるストレッチャーさえ用意していなかったのだ。これは、明らかに障害者差別解消法に反する状況だったと言える」と書いているが、障害者差別解消法第8条では、こう定めている。 事業者は、その事業を行うに当たり、障害者から現に社会的障壁の除去を必要としている旨の意思の表明があった場合において、その実施に伴う負担が過重でないときは、障害者の権利利益を侵害することとならないよう、当該障害者の性別、年齢及び障害の状態に応じて、社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的な配慮をするように努めなければならない。 これは抽象的な訓示規定で、ストレッチャーを用意することが「合理的な配慮」にあたるというのは乙武さんの解釈にすぎない
昨日、朝日新聞などによれば、バニラ・エアが奄美空港で車いすの乗客に腕の力を使ってタラップを自力で上るよう強要したとの報道があった。「車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エア謝罪」。 各種ネットニュースでも、バニラ・エアの対応にさまざまな意見があるようだ。「バニラ・エアが燃えている。しかし、木島さんも燃えている」(乙武洋匡)。情報収集をおこなったので、私も障害者支援団体を運営する立場として私見を申し上げたい。 問題の概要について 航空会社が車椅子の客にタラップを這い上がらせるとは由々しき問題である。しかし、バニラ・エアのHPによると、車椅子利用者は事前連絡が必要と書いてある。ストレッチャーを用意するためだ。 まず、騒動の中心となった男性(44)は、当日、事前連絡を怠っていた。当日のほかの車椅子の乗客は問題なく搭乗している。通常は、車椅子の乗客が事前予約なしで利用することは考えられない
【朝日新聞】車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エアが謝罪 まず、補足をしておくと、この見出しだとバニラ・エアが車いす客に自力でタラップを這い上がるよう命じたかのような印象を受けてしまうが、そうではないようだ。木島さんの公式サイトでの説明によると、バニラ・エアから「歩けない人は搭乗させられない」「同行者が抱えることも危険なのでダメ」と言われた木島さんが、「行きは同行者に抱えてもらったのに、帰りはダメと言われたのでは大阪に帰れない」と焦りを募らせ、航空会社職員の制止を振り切ってみずからタラップを上がりはじめたというのが正確な描写のようだ。 一連のバニラ・エアの対応も批判を浴びているが、木島さんが航空会社に事前連絡していなかったことも相俟って、ネットユーザーからは木島さんに対しても「クレーマーだ」「プロ障害者だ」との批判が相次いでいる。では、これらの批判ははたして的を射たものなのだろう
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