・2018年第2四半期(4月~6月)の一般週刊誌の印刷証明付き部数(※)で前年同期比プラスの雑誌は無し。 ・部数そのものは「週刊文春」が61.3万部でトップ、「週刊新潮」「週刊現代」が続く。 ・10万部割れは「サンデー毎日」「AERA(アエラ)」。 すき間時間を埋める最良の存在だった一般週刊誌は、スマートフォンの普及に伴い売上の厳しさという現実に直面している。その実情はいかなるものか、一般週刊誌における販売動向を、日本雑誌協会が四半期ベースで発表している印刷証明付き部数から確認する。 次に示すのは一般週刊誌のジャンルに該当する雑誌の、直近にあたる2018年第2四半期(4月~6月)における、前年同期比の部数動向。写真を中心に記事を展開する、いわゆる写真週刊誌も含む。印刷物は季節により販売数の変化が大きく生じるため、季節変動を考慮しなくてもよい前年同期比の方が、すう勢を確認するのには適している