CPS2は扱いやすいそうに見えて実はけっこう厄介な子… カプコンのアーケードゲーム基板「CPシステムII」通称、「CPS2」は『スーパーストリートファイターII』や『ヴァンパイア』、『MARVEL vs. CAPCOM』など90年代後半のゲームセンターやアーケードゲームシーンを盛り上げたシステム基板です。 通称「マザーボード」と呼ばれるAボードと、「サブボード」や「ロム」と呼ばれるBボードで構成されています。 ファミコンやコンシューマゲーム機の本体がAボード、ゲームソフトがBボードに相当します。 Aボード、Bボードともに基板自体はプラスチックの外装に収納され、直接端子部分に触れる心配がない一見親切設計な基板に見えますが他のアーケードゲーム基板と同様、ゲームセンターで使用する業務用で一般家庭で使用することを想定していないのでそのまま使うと色々と不都合もあります。 具体的にはこの2つが自宅使用