グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などの うま味成分を水に溶けやすく使いやすくした調味料です。 料理にうま味を与えると同時に、素材の持ち味を引き立て、 全体の味を調和させる働きがあります。 うま味調味料の原料は 自然の農産物 うま味調味料は、世界各国、各地域でとれるさまざまな農産物を原料としています。アジアではさとうきび、キャッサバ、米国ではとうもろこし、南米ではさとうきびが主流。そのほか、一部の地域ではさとうだいこん、小麦なども使われています。 発酵させることで うま味調味料は作られています さとうきびを搾った糖蜜や、キャッサバ、とうもろこしなどのでんぷんから得た糖を用い、グルタミン酸ナトリウムは発酵法によってつくられています。 発酵法とは、微生物の働きを利用し、人間にとって有益なものを作りだす技術のこと。大豆から醤油や味噌、米から日本酒、麦からビール、牛乳からチーズが作られるのも発酵