兵庫県芦屋市の芦屋大学の現役学生や卒業生らが大麻を所持したり売買していたとして、兵庫県警薬物銃器対策課が学生や卒業生ら男6人を大麻取締法違反(所持など)容疑で逮捕していたことが12日、分かった。男らのうち3人はすでに起訴されている。捜査関係者が明らかにした。大麻は大学で売買されていた疑いが強いといい、同課は学内で薬物が蔓延(まんえん)している実態解明を進める。 捜査関係者によると、逮捕されたのは、芦屋大4年の芝原潤(22)=大阪府箕面市箕面と、いずれも逮捕当時に同大学4年だった橋本潤也(22)=神戸市北区大原、自主退学▽斯波雄貴(23)=奈良県河合町高塚台、同=の3被告と、同大学卒業生でコンビニエンスストア店員と大学院生ら。 起訴状などによると芝原被告は今年1月21日、自宅で1・3グラム、橋本被告は同日、自宅で0・81グラム、斯波被告は大学内のロッカーや自宅で3・3グラムの大麻草をそれぞれ