2004年末に発生したインド洋大津波の被災者への寄付を募るサイトが不正なアクセスを受けたとされる訴訟で、担当判事は、被告であるコンピュータコンサルタントに悪意がないことを認めながらも、有罪判決を言い渡した。 ロンドン在住のDaniel Cuthbertは、1990年に英国で制定されたコンピュータ不正使用法(Computer Misuse Act)に違反したとして現時時間6日午後、有罪を言い渡された。事件が起こったのは2004年12月31日のことだ。 逮捕当時、セキュリティテスト担当者として世界的な銀行グループABN Amroに勤務していたCuthbertは、犯行を否認していた。同氏に科されたのは、罰金約700ドルと約1050ドルの諸費用だった。 事件を担当した地裁判事は、Cuthbertに対し普段の行いに問題がないことを考えれば、「有罪判決を言い渡さなければならないのは非常に残念だ」と語っ
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