ブックマーク / techon.nikkeibp.co.jp (3)

  • これでも仕分けるか、独法の技術がクルマのマグネ部品を安くする - 日経Automotive Technology - Tech-On!

    「俺は今まで何をやってきたんだ。Mg(マグネシウム)合金が冷間プレスできるなんて…」。マグネをずっとやってきた人、特に難しい温間プレスに挑んできた人には衝撃の事実だろう。 産業技術総合研究所は、日立金属、京都大学と共同で、汎用マグネシウムを冷間プレスする技術を開発した。日立金属は幅300mm、厚さ0.5mmのサンプル品を各メーカーに供給し始めた。今ごろ、日中のプレスの現場で、ああでもない、こうでもないと、この材料をいじくり回していることだろう。 マグネはそもそも冷間プレスできないものだった。結晶が妙な構造をしているためだ。250℃まで暖めて、その構造を変えてからでないとプレスできない。このため温間プレスという、面倒な造り方をしていた。ヒータだの、センサだの、断熱材だのを金型に取り付けて細かく制御しながらプレスする。だから、マグネの製品は鋳造品や鍛造品が多く、プレス品は少ない。安く造りたい

  • 「まいど1号」の憂鬱 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    正直,あまり気の進まない出張でした。東大阪の中小企業が作った人工衛星として名高い「まいど1号(SOHLA-1)」を取材するための大阪出張です。日経エレクトロニクス2009年5月18日号では,「1社に1台,人工衛星」と題して100kg以下の超小型衛星がエレクトロニクス業界に与えるインパクトについて特集しました。まいど1号は日の超小型衛星の中でも特に有名な衛星です。私自身,以前に書いたNEブログ「日の小型衛星ブームは物か」で取り上げました。この特集で,まいど1号を外すわけにはいきません。 何しろ,中小企業が力を合わせて作り上げた衛星です。マスコミも「中小企業の希望の星」「ものづくり日の底力」といったトーンで報道しています。普通なら取材の前に憂になる理由はありません。でも,どうも話が違うようなのです。 今回の人工衛星特集では,30件程度の取材を行いました。取材の中で,まいど1号の名前が

  • SCMSの約束を反古にしたのは誰か - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「CDから無制限のデジタル・コピーはできないはずだった。その約束がいつの間にか反古にされて,パソコンを使うと自由にコピーできるようになっていた。その経験がトラウマなんですよ」――。 Blu-ray Disc録画機とその媒体を私的録画補償金制度の対象に加える,いわゆる「Blu-ray課金」の実施が遅れているのはなぜか,を調べるために最近,取材に回っています。Blu-ray課金は2008年6月17日に突如,当時の文部科学大臣と経済産業大臣の「大臣合意」として実施が発表された政策です。 両大臣は合意の意図を,当時暗礁に乗り上げていた地デジ録画機向けの新しい著作権保護ルール「ダビング10」の実施に向けた「環境整備のため」と,それぞれの記者会見で説明しました。大臣の意図はすぐに効果を発揮し,直後の2008年6月19日,ダビング10の運用開始が急転直下,決定します。こうして北京五輪商戦にギリギリ間に合

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