巨人の桃井恒和球団社長は15日、契約金の「最高標準額」を超える契約金で入団したと報道された一人の野間口貴彦投手について、社会人のシダックスに在籍していた04年ごろ、数回にわたって総額200万円余りを渡していたと公表した。桃井社長は「社会人は金品が禁じられている学生とは違う」と、問題はないとの見方を示した。 【巨人】最高標準額超える契約金 93〜04年に6選手 社会人選手がプロ球団から金銭を受け取ることを禁じる規定はないが、日本野球連盟の崎坂徳明事務局長は、「一社会人として不適切な金銭の授受があったとしたら、極めて遺憾だ」と述べた。【武藤佳正、藤倉聡子】 【関連記事】 <巨人>朝日新聞に謝罪求める 回答なければ法的措置も <巨人>野間口は「球団に聞いてください」 <巨人の反応>「社会的非難に当たらないと考える」 <巨人を巡って>解任された清武英利・元代表が会見 「君は破滅だと恫