楽天は16日、東京ドームで巨人に7―10で敗北。「1番・中堅」でスタメン出場のオコエ瑠偉外野手(18)は3打数無安打も2四球を選び、1番打者として一応の役割を果たした。プロ初の2四球についてオコエは「打ち気が悪いわけではないので。あそこでストレートが来たら(バットを)出していた。打ち気のなかでも見極めができている」と手ごたえをつかんだ様子だ。 驚異の成長スピードですっかりレギュラーに定着した感があるが、その裏には他人のアドバイスに熱心に耳を傾ける姿勢がある。キャンプから二人三脚でフォーム改造に取り組んできた池山打撃コーチはもちろん、この日は練習前に巨人・坂本がオコエを“訪問”。「1年目? すごいね。1年目であんだけ振れたら。続けないと(ヒットは)出ないよ」「こうやってヘッドが出ないとファウルになる」と約10分間、身ぶり手ぶりを交えながら内角のさばき方などを教えた。 坂本に限らず、前日1