サッカー・スペインリーグ1部の名門バルセロナを今季限りで退団するMFアンドレス・イニエスタ(34)がJリーグ1部のヴィッセル神戸に移籍することが23日、わかった。関係者が認めた。 イニエスタはこれまでスペイン代表としてワールドカップ(W杯)に3回出場。2010年W杯南アフリカ大会では決勝のオランダ戦で初優勝に導くゴールを決めた。6月に開幕するロシア大会の代表にも選ばれている。バルセロナでは欧州チャンピオンズリーグで4度優勝した。 イニエスタは下部組織から育ったバルセロナとの対戦を避けるため、中国などで移籍先を模索していた。神戸の親会社であるIT大手の楽天はバルセロナとスポンサー契約を結んでいる。 神戸は昨季も元ドイツ代表のFWルーカス・ポドルスキ(32)を獲得。2年連続で、世界的スター選手を加えることになった。