日本を12日に直撃した元台風19号(ハギビス)が、なんと米アラスカ州南部にまで到達するおそれが出てきた。 13日に温帯低気圧となり北海道沖に抜けていった元台風19号は、米国立気象局によると15日現在で中心気圧は958ヘクトパスカル。暴風圏などは“縮小”したものの、依然として強い勢力を維持しており、ベーリング海に浮かぶアラスカ州のセント・マシュー島の西に迫ってきた。20日から21日にかけてアラスカ州南東部に上陸すると見られている。 アラスカ州では今年の6月から3カ月連続で月間平均気温が過去最高を記録。海水温も例年に比べて高く、これが“栄養源”になっていると見られている。