大阪府の吉村洋文知事は12日、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の効果が不十分な場合、より強力な緊急事態宣言の発令を国に要請する考えを示した。 【写真】マスク姿の人たちが行き交う大阪・道頓堀 飲食店への休業要請を視野に、既に対象範囲をめぐって国と実務レベルで調整していると明らかにした。府庁で記者団の取材に応じた。 吉村氏は緊急事態宣言が発令された場合について、「(1~2月に発令された)前回よりも強い内容での宣言をする必要がある」と強調。19日以降の感染状況が改善傾向にあるかどうかを踏まえて判断する。