安倍晋三前首相は22日、東京都内で行われた講演で、朝日新聞の報道について「なかなか、捏造(ねつぞう)体質は変わらないようだ」と批判した。「捏造」の具体例については言及しなかった。 安倍氏は、若手議員への教訓として「私は(衆院)当選3回のときから批判されてきた。ずっと批判され続けても首相になったので…
ミニシアター『アップリンク渋谷』(東京・渋谷)が、5月20日をもって閉館する。22日、アップリンク代表の浅井隆氏が発表した。 【写真】数々の舞台挨拶が行われたアップリンク渋谷 書面では「四半世紀以上、渋谷のアップリンクが続けてこられたのは、観客の皆さんはもちろんのこと、そこで、表現してくれたアーティスト、企画者、映画監督、配給会社、そしてこれまで、運営を支えてくれた全てのアップリンクのスタッフのおかげです。本当に、本当にありがとうございました」と感謝するとともに、閉館に至る経緯を説明した。 ■以下、コメント全文 「アップリンク渋谷」を2021年5月20日をもって閉館します。 四半世紀以上、渋谷のアップリンクが続けてこられたのは、観客の皆さんはもちろんのこと、そこで、表現してくれたアーティスト、企画者、映画監督、配給会社、そしてこれまで、運営を支えてくれた全てのアップリンクのスタッフのおかげ
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パキスタン南西部バルチスタン州・クエッタの高級ホテルで21日、爆発が起き、少なくとも4人が死亡、11人が負傷した。駐パキスタン中国大使が標的だったとの情報がある。 爆発が起きたのは、アフガニスタン国境に近いバルチスタン州の州都クエッタにある高級ホテル「セレナホテル」の駐車場。特派員によると、中国の農融駐パキスタン大使が標的だった可能性があるという。 農大使はクエッタに滞在しているとみられるが、当時は爆発現場にはいなかった。 反政府勢力「パキスタンのタリバン運動」(TTP)が事件への関与を主張しているが、詳細は明らかにしていない。 ここ数カ月、TTPや他の過激派組織はアフガニスタン国境付近の部族地域での攻撃を激化させている。 事件後には、ホテルの駐車場で火災が起きている様子を捉えた動画がソーシャルメディアで共有された。 セレナホテルはクエッタで最も有名なホテルで、政府関係者やパキスタンを訪問
広島市が2024年中の建設を計画しているサッカースタジアムについて、広島市の松井市長は22日の会見で、2024年春に完成することを歓迎したいと述べました。 【広島市の松井市長】 「24年春の開業。それをめざしてやることが、街づくりの観点からも、またサッカー関係者からも歓迎される目標設定なので、そういう風にやっていただくのは非常にいいことだと受け止めている」 広島市の松井市長は、今日の定例会見でこのように述べ、広島市中区基町に建設するサッカースタジアムについて、2024年春の完成を目指すとする建設業者やサッカー関係者の考えを歓迎したいとしました。 サッカースタジアムをめぐっては、大成建設中国支店などが8者で構成するJVの提案が、先月の有識者会議で選ばれています。
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かんぽ生命の不正販売、ゆうちょ銀行の不正引き出し、NHKへの報道弾圧……。従業員40万人を超える巨大組織「日本郵政グループ」の、信じられないような不祥事が次々と明らかになっている。 そうした“腐敗の構造”の裏には一体何があるのか。その正体に迫った藤田知也氏(朝日新聞記者)の著書『郵政腐敗』(光文社新書)より、内部通報制度の崩壊から浮かび上がる“いびつな組織構造”について紹介する。(全2回の2回目/前編から続く) ◆ ◆ ◆ 除名される通報者たち “特定局の鉄則”を振りかざす冒頭の郵便局長は、地区郵便局長会の会長であり、九州地方郵便局長会の副会長でもあった。そして、当然のように、日本郵便の地区統括局長と、日本郵便九州支社副主幹統括局長も兼任していた。 そんな“大物局長”が常識外れの「通報者捜し」に動いていたことは、日本郵便九州支社コンプライアンス室にも連絡が入っていた。 2019年1月24日
かんぽ生命の不正販売、ゆうちょ銀行の不正引き出し、NHKへの報道弾圧……。従業員40万人を超える巨大組織「日本郵政グループ」の、信じられないような不祥事が次々と明らかになっている。 【写真】この記事の写真を見る(2枚) そうした“腐敗の構造”の裏には一体何があるのか。その正体に迫った藤田知也氏(朝日新聞記者)の著書『 郵政腐敗 』(光文社新書)より、内部通報制度の崩壊から浮かび上がる“いびつな組織構造”について紹介する。(全2回の1回目/ 後編に続く ) ◆ ◆ ◆ 組織に潜在するリスクを探知するために欠かせないツールの一つが、「内部通報制度」だ。通報された事案の解消だけでなく、組織内で深刻な事態が起きていないかを早期に嗅ぎ取り、不祥事の芽を摘み取ることに役立つからだ。 日本郵政グループでは以前から、内部通報制度がグループ各社で整備されていた。社内の窓口に加え、社外の窓口も設置され、社員に
新リーグの発足を来年1月に予定している日本ラグビー協会で、谷口真由美理事が2月、新リーグ法人準備室長を解任された。女性の外部理事として登用され改革を進めていた最中の出来事で、唐突な上に理由も判然としない。準備室長就任当初の華々しい露出ぶりと対照的に、解任はしばらく公表されなかった。何が起きたのか。(大平樹)=2021年4月19日東京新聞朝刊に掲載
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