五輪開催「さまざまな国の力に」 山下JOC会長に聞く〔五輪〕 2021年06月25日07時12分 インタビューに答える日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長=22日、東京都新宿区 東京五輪の開幕まで1カ月を切った。新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する世論の逆風が吹く中、1年延期したスポーツの祭典を開催する意義とは。柔道選手として1980年モスクワ五輪のボイコットを経験した日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長に思いを聞いた。 ―開幕が迫ってきた。 東京招致が決まってから8年。延期が決まってからは想像しなかったような多くの試練を乗り越え、あと1カ月まできた。最後まで気を緩めないで、臨機応変に柔軟に対応していく。そういう形で世界中のアスリートが東京に集まって、開幕を迎えたい。 ―開催の意義とは。 日本国民に迷惑を掛けたくないので、海外から来る選手、スポンサーを含め多くの関係者
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