前回(その2→こちら)は、マリノス・フリューゲルス合併の経緯だけで終わってしまったが、今回こそフリューゲルス=全日空側から合併を見ていきたいと思う。ブログとしてはえらく長くなったが、これ以上分けるのも何なので一気に行ってしまおう。 法人登記を漁ることで吸収合併の事実が明らかに 合併後に誕生した新チーム名「横浜F・マリノス」は、誰がどう見てもフリューゲルス度よりマリノス度が高いものだ。それでも、合併後間もない1999年頃は、律儀に「エフマリノス」と呼んだり、略して「エフマリ」と言う人もちらほら見かけた記憶がある。しかし、20年経った今、私の周りで交わされる会話のなかで横浜F・マリノスを語る際にはほぼ単に「横浜」か「マリノス」だ。私も今回のような記事では必要に応じて「横浜F・マリノス」と正確に書くが、会話やTwitterのツイートだと「マリノス」になってしまう。 しかし、合併が発表された199