経営する焼き肉店(名古屋市西区)で不法滞在の外国人を雇ったとして、愛知県警は4日、元大関琴光喜の田宮啓司容疑者(37)を入管難民法違反(不法就労助長)容疑で逮捕した。捜査関係者が明らかにした。 田宮容疑者は、野球賭博に関与したとして2010年に日本相撲協会を解雇されている。田宮容疑者が「解雇は不当だ」として協会を相手に、大関の地位にあることの確認や未払い給与の支払いなどを求めた訴訟では、東京地裁が9月、請求を棄却した。解雇は有効と判断した。 解雇後、最近は名古屋市内で、焼き肉店「やみつき」を経営していた。