「お前ら、悔しくないのか!」 涙を流しながらツッパリ生徒たちとぶつかり合う元ラグビー日本代表の熱血教師。無名チームがその後、全国優勝を成し遂げていく。テレビドラマ「スクールウォーズ」のモデルにもなった伏見工業ラグビー部が、この秋の公式戦を最後に、歴史ある校名に幕を閉じることになりました。私は伏見工業のグラウンドに通い、ノーサイドの瞬間までをカメラで記録しました。(京都放送局カメラマン 野呂剛士) 全国大会での優勝4回。ラグビーの強豪として知られる京都市立伏見工業高校。かつて無名の弱小チームを強豪へと育てたのは、「泣き虫先生」として知られる山口良治さん(74)です。 1975年(昭和50年)から1998年度(平成10年度)まで監督を務め、今は総監督として、チームの節目にはグラウンドや試合会場を訪れます。 山口さんにとっての伏見工業ラグビーの原点は、監督になった1975年に0対112で大敗した
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